今回は、私が大好きな本を紹介します。
サンテグジュペリ 星の王子様 という本です。
本当に大切なことは、なんなのか思い出させてくれる本です。
今・・・見せかけの愛で悩んでいる人におすすめです。
おおまかなあらすじ
主人公は、飛行機を運転していたが
砂漠へ墜落して、
遭難してしまう。
そこで星の王子さまと出会い、
最初は、子供だからって目で見ていたが
王子様の綺麗で純粋な心に少しずつ心惹かれていくが…?
星の王子様 魅力的なところ
王子様の心がピュアで美しいので
心がリラックスできるところです。
王子様は、どこまでも綺麗で純粋だから胸が痛くなるのです。
大人は、時間に追われたり数字にとらわれたり
忙しく走り回っているので
本当に大切なものがよく分からなくなるのですが
星の王子様を読んでいると
楽しんで一つずつゲームのように
取り組もうと思い出させてくれるところです。
楽しんで子供のときのように物事を取り組んでみようということを教えてくれます。
風景や自然の暖かさ、見えない優しさ、人の心や
想像をする力を思い出させてくれるところです。
大人になると想像力がだんだんなくなって
行くのですが王子様の純粋な心に
惹かれていきました。
私が特に大好きなシーン
星の王子さまが狐と出会った時のシーンです。
最初は、ただの大勢の人とただの狐だったけれど
狐と王子様が心を少しづつ通わせることにより
狐と王子さま🦊が麦畑で絆を誓い
友情を結ぶシーンが
胸に響いたこと。
夕焼けに染まった麦畑で
絆を誓うシーンは、
思い出となり
たとえ2度会うことがない人でも
夕焼けで麦畑を見るたびに思い出すし
決して今まで他の人と仲良くしたことは、無駄ではなかったことを
教えてくれました。
最初は、キツネは、冷たくあんたとは仲良くしたくないって言っていたのに
少しずつ心を開いて仲良くなり、
最後に別れる時は、涙が出て別れるのが辛いっていたけど
キツネは、王子様の可能性を信じて
送り出したことに涙が出ました。
キツネは、相手に執着せずに送り出したので胸にひびきました。
狐🦊にとっては、麦畑は、最初は、ただの麦畑だったけれど
王子様と仲良くなって麦畑で待ち合わせの約束を果たしたことにより
夕焼けの
麦畑を見ると、
王子様と過ごしたことを思い出し
かけがえのない風景となるから。
私もいままでたくさんの人と出会い、
一緒にご飯を食べたりでかけたことを思い出すことがあります。
なんだか思い出すたびに不思議な気持ちになります。
とある特定の場所に行くと思い出が
蘇るのです。
その時に感じた風、風景、匂い、太陽、光などですね
その人たちの暖かい思いやりの心など。
出会いがあれば別れあり
ますが
たとえ別れたとしても星で繋がっているし
思い出が消えないと言っていたのですが
きっと見えない絆で繋がっているのかもと思いました。
今は会えなくても空を眺めたらきっとどこかで
みんな元気にしていたりするのかもしれません。
もしかしたら死んでいる人もいるかもしれないし
どこかで元気で暮らしている人もいるかもしれません。
大切なことは目で見えない ことについて思うこと
私は、自分のことばかり考えていた時は
私を気を遣って配慮をしてくれたこと、周りの人の優しさ、愛に気が付きませんでした。
私は、相手に興味を持つこともほとんどなくて
自分を見せることに必死でした。
自分をすごく見せることにしか興味がなかったのです。
どうやったら相手の心を掴めるのかばかり考えていました。
目で見えるものしか見ようとしなかったんです。
中身のない空っぽの見せかけの愛とか
中身のない表面上の言葉とか・・・
甘い言葉だけとか・・・
自分本位なアピールとか
優しいふりをした人に翻弄されたりしました。
自分に手を差し伸べてくれる人のことを
自分は、拒否することを無意識に選んでました。
本当は、もしかしたらその人たちは、見えない優しさで見守ってくれていたのかもしれない
と今気がつきました・・・
私は、自分のことしか考えていなくて・・・
見せかけの愛がないから嫌われている・・・と信じ込んでしまったから。
自分が友達と向き合った時間は、決して無駄ではなかったと気がつきました。
自分本位な人、意地悪な人やワガママな人もいたけど
思い出となり大切なことを教えてくれたから。
人は、ワガママに自己中心に振る舞うばかりだと
優しい人は、離れていくことをその人たちから学びました。
今でもその友達とポケモンの映画を見に行ったり
一緒に絵を描いたり
岡山に出掛けた時の思い出を思い出します。
ポケモンの映画の夏が来るたびに
思い出します。
仕事が終わってからラーメンを🍜食べに行ったことも
クールな性格なところが懐かしく感じます。
その当時は、何も自己主張ができず辛かったのですが
大切なことを教えてくれて感謝してます。
馬鹿なことで笑ったり、喧嘩をしたりしたことが懐かしいです。
多分その子は、寂しさもあって私に意地悪をしたのかもしれません。
恐らく私とその子の欠点が似ているので大嫌いだったのでしょう。
自分と同じ欠点を見るとイライラする気持ちもわかるし、
相手を無理やり変えさせようと自分の欠点をみないようにするんですよね。
本来なら親にワガママを言うのですが
私の親みたいにワガママを言うと不機嫌になる親だったのかもしれません。
表面上では幸せそうに見えたけれど・・・
目で見えないことで苦しんでいたのかもしれません。
私の親のことを悪く言われてあなたのところは、裕福でズルい。
と言われたこともありました。
確かに目で見えないものは、誰も羨ましそうに見えるのかもしれないです。
私もその子の親が羨ましかったのです。
なんでもほしいものを買ってくれたりほめてもらうのに。
愛情をたくさんもらっているのになぜ?
私は、ボロクソに怒られたり完璧にしろと言われるのに。
マイナス思考になったら怒られるのに・・・
という気持ちでした。
私は、何て返せば言葉を返していいのかわかりませんでした。
ただ黙って聞いてました。
内心自分は、その当時は、親が大嫌いだったから。
簡単に、ほめてくれないから。親は、いつも厳しいし、怒ってばかりだったですし。
今思えば相手に傷つける言葉を言わない方がよかったのかもしれません。
私の言葉によっては相手が傷がつくこともありますから。
取り返しのつかないこともありますから。
街ゆくひとをみると目でみると幸せそうだけれど・・・
本当に幸せかどうかわからないですし
見せかけの愛で見せている人もいると思います。
人前では演技がうまいひともいますから。
真実は、わからないものなのです。
自分に余裕がないと弱い人を見つけたら攻撃したり嫌味を言いたくなるから
相手を攻撃していう気持ちはすごくわかります・・・
自分の心が満たされていたら意地悪はしないから・・・
それに気がつくか気がつかないかの違いだと思うのです。
私は、その友人のワガママなところが嫌になり別れてしまったのですが
元気でいると嬉しいなと思います。
私が相手を変えさせようとしたら、その人のためにならないからです。
相手が自分で気がつくことができるといいですね。と心の中で祈っております。
大切なことを教えてくれてありがとう。
私もワガママで自己中心にふるまうところがあるよと
その友達を通して教えてもらいました。
ありがとうございます。
私は、本当は辛かった。傷がつく言葉を平気で言われて辛かったです。
親しい人だからってなんでもボロクソに攻撃していいわけではないんだよと
本当は、言いたかったのです。
そしてわたしも無神経な言葉をいってごめんなさい。
その子のお父さんが亡くなった時私は、相手の気持ちを配慮できることができず
申し訳なかったです。
許してはもらえないかもしれませんが私は、取り返しのつかないことをしてしまったから。
だから星に願いを祈ります。
自分が他の人にしていたことに初めて気がついたからですね。
昔の私の友達へ価値観
人と絆を結ぶことについてどう思ったか
今まで自分は人と交流するなんてバカバカしいし
くだらないと見下してました。
言葉では言っていないけれど・・・
態度で見下した態度をとっていたから
目で見えないものがわかる人は、察していたと思います。
人とはすぐ裏切るモノと思い込んでました。
親からは、簡単に人を信用したらダメよ。世の中は、悪い人が多いのだから。
だから優しくて丁寧な人は、敵だと思っておりました。
そして無意識に親と同じような奴隷の関係の人を選んでいました。
弱い人を隠れて攻撃をするのが大好きな人です。
親が小さい時にくれなかった愛情をもらおうとしてました。
多分そういう人たちも愛をもらってないので
自分を利用するために空っぽの愛をもらおうとしていたのだと思います。
自分が加害者になったこともあるから・・・相手の苦しい気持ちも痛いほどわかるのです。
同情はしないけれど気持ちがわからないこともないです。
多分親は、悪い人に騙された経験があり
私に怖い思いをさせたくなくて
言ってくれたのかもしれません。
私は、親や周りの人が
なんでもしてくれたので
世間知らずのまま育ちました。
常識がなく多くの人が私のことをみて呆れたことでしょう。
無理もありません。
私も昔は、常識のない人をみてこの人常識がないわ。と思い込んでいたので。
人は、見えるものはわかるけれど
見えないものは、想像するのが難しいからです。
親は、いつも忙しそうで
病弱な妹にいつも
かまっていて
私は、本当は、寂しかったのです。
ワガママを言ったら親がお姉ちゃんなんだから
我慢しなさいと怒ったり泣いたりしましたから。
だから私は、1人でしようという癖がつきました。
妹には、よく私の短所について怒られるし、兄からは
叩かれたり引っ掻かれたりしたのです。
いつも私は、泣いてばかりでした。
知らないことの方が多く
周りの大人からは、飽きられました。
自分の癖なのですが
子供みたいにかまってという癖があります。
寂しさもあったのだと思います。
友達や恋人について思うこと
友達や恋人などと絆を結ぶには
こちらが一方的に自己中心に振る舞ったら
いけないよと
我慢強くなることだ と狐🦊が王子様に言っていたのですが
はじめて読んだ時は、私は、意味がよくわかりませんでした。
友達になるには自分の大好きなことを一生懸命に
話したらいいんじゃないの?と思っていたのですが
違うようです。
相手を表面上だけほめたり
見せかけの言葉で相手の心を心を掴めばいいんじゃないの?と思っていました。
時には甘い言葉で誘惑したり相手の時間を奪ったりすればいいのでは。と思っていました。
相手に興味を持ったり
相手の話を聞いたり
することが大切なのかもしれない。
相手の時間を尊重したり
相手を思い遣ったり・・・
相手の立場を尊重したり・・・
相手も私と同じように悩んだり自分のことで精一杯な人が多かったり
追い詰められているひともいる。
自分も話しつつ
相手の話にも興味を持ったり
話し合うことだろうか。
かといって
親しいから攻撃したりワガママばかりしていいわけではない。
自分なりに解釈してみた
私は、いくら友達や恋人だからって
攻撃したり友達の気持ちを考えずに
一方的にわがままを押し付けたり
することは、よくないことだと思います。
友達、恋人だからってなんでもわがままを言って困らせたりコントロールしたり、
ストレスをぶつけたりしていいわけではないのです。
大切な人だからって暴力を振るったり
暴言を吐いたりしていいわけではないのです。
もちろん人間だから誤ってしてしまうこともあるけれど
毎回毎回暴言を吐かれたり悪口を言われると
相手も嫌になって心が壊れたりボロボロになりますから。
失って初めてわかる人もいるし、わからない人もいます。
自分のことばかり話すのをこらえて
友達、恋人の話に耳を傾けたり
聞いたり友達のしたいことを
叶えたり助けたりすることが大切だと思います。
自分がしてもらったら相手に暖かい愛を返したり助けたり
応援したり、相手の可能性を信じることだと思います。
私は、友人、知り合いの人の可能性を信じるということが苦手ですが
少しづつできるようにします。
友人たちは、勉強、夢に向かって頑張っているのだね。
私も夢に向かって前に一歩ずつ進もう。
お互いが助け合い思いやるのが本当の友達、恋人なのかもしれません。
私が感じたこと
私は、東京などでじーっと町の様子をみてましたがみんなスマホを見ながら歩いていたり
イライラしたり怒ったような人が多かったです。
街ゆく人は、常に怒ったような顔で街を歩いてました。
私は、無愛想で怒った人が多いなと思いましたが
ふと鏡で自分をみてみると
自分も怒った顔で無愛想な顔にしていることに気がつきました。
そりゃ怒って無愛想にしていると近寄りがたいわと自分で反省しました。
笑顔もなく無表情な人が多かったです。
(無意識だから気が付いてはいない)
現代人は、忙しい人が多いと思います。
威張っている人から学ぶこと
いくらブランドモノで着飾っていても
素敵には見えない?と思います。
だからこれから私は、意識して
ニコッて笑ってみたり
目の前の人の話をちゃんと聞いて
楽しむことができるようになるのが目標です。
星の王子さまについて勇気をもらったこと
私は、昔から絵を描くのが大好きでしたが
昔は、絵を上手く完璧に描かなきゃいけない
と思いスランプになったり
顔がこわばった表情で
納得いかない絵ばかり描いてました。
描いても描いても自分の気持ちが満たされないのです。
ある日星の王子さまを読んだ時
絵が下手でもいいから絵の
色を塗って完成させるんだ・・・
絵が下手でも良いから・・・という言葉に
勇気をもらいました。
だから私はのびのびとして絵を描こうと
決意をすることができました。
現在ではインターネットが発達して
絵の上手い人がたくさんいるけれど
私は、伝えたいことがあるので
絵を描き続けます。
まとめ
本当に大事なことは、目で見えないです。
大人になると目で数字や見た目、見せかけの言葉で見えるものしか
見ようとしない人がおおいけれど・・・
相手からの隠された愛、見えない優しさ、想いが隠されていることに気がつきました。
元気になるのを待っているひと、落ち込んでいる人の立ち上がるのを待っているひと、
優しく暖かく見守る人の愛、相手を気遣う心、などです。
ありがとうございました!
どん底な私でも暖かく迎えてくれた方には、感謝します。
孤独と絶望を彷徨いながら・・・深い深海の底で
私は、本当は、どっちなの。・・・と彷徨ってましたが
いままでの関わった人の交流は、決して無駄ではなかったと
星の王子様で教えてくれたので嬉しかったです。
ありがとうございます^^