はじめに
今回は、星の王子様に出てくる
狐について私なりに考えてみました。
ネタバレが入ってますのでご注意ください。
結論 相手と遊ぶ前のワクワクした気持ちを大切にして生きることだと思います。
相手が思いやってくれている気持ち、相手を祈ること、相手の幸せを願うこと。
夕焼けなど風景、自然、相手と時間を使って楽しんだことを忘れないようにします。
狐と出会うシーンのあらすじ
星の王子様 🦊
はじめて出会ったときの君は、冷たくてそっけない
きみだった。
少しずつ仲良くなり
しまいには涙を流し、お別れをした。
キツネは、
お別れの時に王子様に執着せずに
強がりながらも
笑顔で送り出した。
最初は、すごく嫌がっていた狐だったが・・・
別れるときは、涙を出していた。
王子様は、「君が言い出したんでしょ・・・」と言っていたが
冷たかった狐がこんなに変わるなんてすごいなと思いました。
狐が言っていたセリフで気になったもの
狐🦊が言っていたセリフで気になったもの
(別に。僕は、きみと遊ばなくても困らない。
何十万匹のうちの1人だから。
別に君がいなくても困らない。君も僕がいなくても困らない。)
自分なりに考えたもの
はじめて出会った時は、警戒心が強い人が多いと思うからいきなり遊ぼう!と
言ったら大半の人が警戒し
冷たい反応になると思います。
大人になればなるほど
ほとんどの方が警戒心が強く自分を守るの体勢に入り、
小さい時のようにゲームで遊ぼう〜おやつ食べよう!かくれんぼしよう!
と素直に言えなくなります。
大人が素直に言えなくなったのは、
見栄と世間体を気にするように
なったのが原因だと思います。
まるで昔の自分だなと思いました。
私も冷たく拒否をしたことがありましたから。
なんで絆を結ぶの?
人は、すぐ裏切る生き物なのにバカみたい。
と見下していたことがありましたから。
強者弱肉の世界では無意味なのに…
私は、ロボットのようになり自分を殺すことを
選びました。
キツネは、銃士から命を狙われていたので
人間には警戒心を抱くと思います。
近づいてくるということは、自分が殺される危険があるから。です
命を狙われるから警戒をしてしまいます。
だからそう簡単には仲良くはなれないと思います。
私の場合ですが・・・
外を出たら敵だらけだからと家族からは、教えられており
自分の命、隙を見せることは、命の危機があると教えられていたので
狐側の気持ちがよくわかります。
相手に弱いところ、隙をみせるということは、
命を狙われて殺されてしまうから
自然と自分の身を守るようになります。
だけど無意識に親そっくりの人に自分の命が犠牲になっても
尽くしていました。空っぽの愛がほしくて・・・
満たされない愛がほしくて利用されているとわかっていながらも
自分の命を犠牲にして無理をしていました。
どうしてそう思うの?
大人になると騙そうとしてくる人がいるからです。
恐らく小さい頃に夢を持ってキラキラして過ごしていたと思うのですが
大人に夢を壊されて・・・
夢を見るのは馬鹿馬鹿しい。と現実を見るようになったからだと思います。
数字と権力と欲に溺れた人は、
恐らく親から小さい頃に愛をもらっていない人が多くて
無意識に無知でバカな人を騙して復讐をしようとしていると思うのです。
物やお金などは与えるけれど・・・
愛情はあまり与えてなかったと思います。
自分が満たされていたら相手にいじわるをしたり騙そうとは思わないです。
特にいいカモなのは、私みたいに優柔不断で
コントロールがしやすい人かもしれません。
自分の人生に迷いがある人などです。
狐がどうして王子様に心を開いたのか
王子様のピュアな心にすこしずつ
心が惹かれて
はじめて心を開いたのだと思います。
最初は、狐は、王子様に冷たくあなたとは遊びたくないと言って断ったけれど・・・
王子様のまっすぐな瞳とキラキラした心、王子様のゆるぎない信念に少しづつ
狐の冷たい心が溶けていったのだと思います。
大人になると目を合わせない人が多いのですが
王子様は相手の目を見て真剣に話したので
🦊は、心を動かされたのだと思います。
絵のイメージは、初めて夕焼けに出会った狐を描いてみました。
最初は、冷たく警戒心の強い狐でした。
狐の目の色は、ブルー系の美しい目だったのかもなと想像しました。
大人になるとこうやって想像する力がなかなかなくなるんですよ。
だから私は、忘れないために想像して絵を描くことをしてます。
夕焼けの染まる麦畑で狐と約束を果たした後の考察について
王子様が何もよいことなんてなかったよ・・・と狐に言っていたのですが
いやあったよ・・・
と王子様に言葉を返していたのですが
狐にとっては、王子様と約束を果たした時のこと、王子様が遊びにくる時間を待っている間や
ワクワクしたりドキドキしたり・・・
した時間がたまらなく幸せだったようです。
約束を果たした後に、夕焼けに染まった麦畑が狐にとっては幸せで
たとえいつか別れることになっても決して無駄ではなかったと思えたようです。
目の見えるものしかみようとしないと
相手を待っている時間、ワクワクして相手のことを考えたり
する時間は、見えないようにしていました。
今思えば、遊ぶ前はいつもドキドキしていて
ワクワクして・・・何をして遊ぼうかなとワクワクしていたことに気がつき
幸せな時間だったなと気がつきました。
遊んだ後は、切なくて・・・しんみりとした気持ちになるのが私は、大好きでした。
自分の限られた時間を使って相手と私との約束を果たしたこと。
当たり前だよという人がいるかもしれませんが
当たり前ではなかったことに今気がついたのです。
小さい頃は、遊ぶ前の時間が楽しみで何をして遊ぶのか考えたりしていました。
ゲームをしようかなあ。大好きなお話でもしてみよう。
〇〇ちゃんのお話を聞こう。お菓子を美味しく食べたいな^^など
と楽しんで遊んでいたことが多いと思います。
日が暮れるまで遊んだりした時間がすごく懐かしいです。
帰る時は、相手にバイバイと言って笑顔で送り出すのです。
また遊ぼうね!と笑顔でいいまた遊びます。
それで夕焼けに染まった道を帰っていくのです。
していたのに大人になった時は、だんだん大人になればなるほど
目の見えることでしかみようとしなくなりました。
相手にどうよく見せるか・・・ばかり考えていましたから。
あの時美味しいお店で食べた時間、思い出の場所ですごしたことは、本当に
かけがえのないものだったときがつきました。
似たような場所に行くと思い出すのです。
そういやあの時の私は、喧嘩ばかりしたり
冷たくしたけれど・・・本当に幸せな時間だったんだなと気がつくことが
できましたから。ありがとうございます!
考察2
(狐と約束を果たした後に、もう一度バラの庭園に行ってみなと狐に言われ
王子様は行ってみましたが・・・
最初見た時のバラは、綺麗で美しいし完璧に見えたバラでした。)
私は、相手の目の見えることに翻弄されていた時は、気がつきませんでしたが
今思えば相手の中身は空っぽで美しくないと気がつきました。
自慢ばかりしたり私は、こんなにすごいのよ・・・♡と相手の気持ちを考えずにアピールする人が
美しいとは思えません。
自分も中身が空っぽだったから・・・今まで出会った人は、私には近づきたくなかったことにも
気がつきました。
私って美しいでしょ、すごいでしょ〜と一方的に自慢ばかりする人は、
相手のことを見ているようでみていないと気がつきました。
私がいままで自分の時間を削って他の人と仲良くした時間は決して無駄ではなかったんだと
気がつくことができてよかったです。
時には、意地悪を言ってくるひともいましたけれど・・・
私は、こんなにも幸せだったんだと気がつきました。
狐が本当に大切なことは目で見えない・・・
心で見ようとしなければ・・・いけないよ・・・
と言ってましたが
私も星の王子様を読まなかったら
気がつくことができず、ずっと相手の中身のない空っぽの言葉だけに
翻弄されて私も中身のない空っぽの人のまま生きていたと思います。
まとめ
星の王子様は、大人にこそ見てほしい作品です。
想像力を磨いたりできます。
狐視点で考えてみると楽しいですし・・・
「王子様が遊ぼう〜〜〜!!!」と言ってきたら
すごく警戒する気持ちもわかるのです。冷たい態度をとって
離れてもらうようにしたりしたりするのとか。
大人になればなるほど大切なことを忘れていく人が多いです。
だからこそあなたの中にもあるキラキラした心があることを
思い出すきっかけや気がつくと嬉しいですね。
忘れているだけだと思うのですよ。
王子様の純粋な心に癒されますし
目で見えない大切なことはなんだろう?とたくさん質問したり
自分なりに目で見えない大切なことを考えるきっかけになりますから。
わたしのおすすめな本でした^^
ありがとうございました^^